続・XM(XMTrading)のトレーダーダッシュボード(FXの売/買ポジション比率)と実価格の推移・相関・トレード活用方法

前回記事で、XMTradingダッシュボードについて検討しました。今回は、実際の値動きと、ダッシュボードの値を比較し活用方法について検討しました。ちょうど、AA指標、S指標、SS指標が重なっているので、参考になれば幸いです。

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XM(XMTrading)トレーダーダッシュボードの活用方法

ダッシュボードの値は1時間遅れということもあり、短期トレーダーが、ダッシュボードと相場を見ながらトレードするのは難しいでしょうが、参考になりそうな場面もあります。特に、自分のポジションが、ダッシュボードで多い側に属している際は、更に踏まれる=含み損が増加していく可能性があるので、注意しましょう。少なくとも、ポジションの偏りが解消され始めないと、含み損抱えっぱなし状態が継続する可能性が高いと思われます。

下記、幾つか活用方法を考えました。ごく短期のトレードではなく、数時間単位でポジションを保有する際は、自分のポジションが有利/不利なのか、考える材料になるかもしれません。

価格急変時の損切・ポジションホールドの判断での活用

価格急変時、価格が急上昇する際はショートポジションが一気に増加する。逆に、価格が急降下する際はロングポジションが一気に増加する。

増減するポジションを把握して、有利な側にエントリできるのが良いが、これは恐らく難しい。既にポジションをホールドしている場合においては、自分が不利なポジションであると分かれば早めの損切を検討する、又は有利なポジションであると分かればホールドする、など

トレンドフォロー(順張り)での活用

ダッシュボードポジション比率が緩やかに偏り出す=そちらに動くと考えているトレーダーが多い為、同じ方向のポジションを持つ、など

反転狙い(逆張り気味)での活用

価格変動があった場合、どちらかに売買比率が偏る。この売買比率の偏りが解消され始めを狙って、逆のポジションを持つ、など
(ダッシュボードの情報は1時間遅れなのでこれも、恐らく難しいか・・・利益はサクッと小さくとって逃げるくらいしかできないかもしれません。)

相場状況の判断等に活用

ポジション比率の変動が少ない場合は、値動きが少ない時間帯であって、トレードを控える、など

XM(XMTrading)のトレーダーダッシュボード VS GOLD(XAUUSD_金)

Point1

価格が急上昇する際は、ショートポジションが増加します(ショーターが含み損を抱える)。

そのショートポジションが解消(ショーターが損を確定して逃げる又はロンガーが利確)し始めると、ショートポジションの割合が減り、その後、ロングポジションが緩やかに上昇します。価格もそれに伴って上昇しています。

Point2

ここは価格が急上昇していて、ショートポジションが増加しているところです(ショーター苦しい)。その直前に振り落とし?があります(ですので、1時間遅れと言われるダッシュボードと相場状況を見ても、振り回されるだけかも)。

Point3

先ほどとは逆に、価格が急降下して、ロングポジションが増加しています(ロンガー苦しい)。

XM(XMTrading)のトレーダーダッシュボード VS USDJPY

Point1

ショートポジションが増加し、それに伴って価格も低下傾向です(ここでは、ショートポジションは含み益が増えているということかもしれません)。

Point2

価格が更に急降下します。ロングポジションが増えます(ロンガー苦しい)。

Point3

価格が急上昇します。ショートポジションが増えます(ショーター苦しい)。

相場は大衆の逆を行く

前回記事で、「わたくしのケース:ポジションが捕まって逆行されたとき、XMトレーダーダッシュボードでみると、当方は比率が多い側に属していることが多い」ということを申し上げましたが、今回、価格推移とダッシュボードの値を突き合せてみて、「ああ、やっぱり実際もそうなってんだよなあ、そうだよなぁ・・・」と納得しました。価格変動時には、同じ側のポジション仲間が多い場合、要注意です!

まさに、相場は大衆の逆をいくわけですね。

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