MT4 MT5 MTF Zigzag Based on MA|マルチタイムフレーム ジグザグ インジケータ|自動水平線|ダウ理論ベースの描画モード|対数正規分布による波形解析

リペイントしないMT4/MT5用のMTF ZigZagインジケーター(マルチタイムフレーム ジグザグ)をお探しでしょうか。
MT4/MT5対応「MTF ZigZag based on MA インジケーター」
移動平均線ベースでジグザグ波形を描画します。通常のジグザグと異なり、確定した山・谷のリペイント無し。
ダウ理論・自動水平線・独自の波形解析を搭載し、あなたの環境認識とトレード精度を大幅に引き上げます。
最新アップデート 2025/8/14
描画の安定性UP:HK50など特殊な銘柄でも正常に表示。
柔軟なMTF表示(MT5版のみ):割り切れない時間軸でも使用可能(例:M5ジグザグをM3チャートに反映)。
これまでの不安定さを解消し、より幅広い銘柄・時間軸でご活用いただけます。
最新アップデート 2025/8/29
1M等の短期足でラインが描画範囲外へ伸びる不具合を修正
波形出力を「pips」と「分」単位に変更(休場銘柄は誤差あり)
波形解析にTsdを追加(形成時間の参考値)

リペイントなし|確定した谷・山は消えない
MT4/MT5の通常のジグザグ

ジグザグインジケータの常で、高値や安値が更新されるのは仕方ないですが、パラメータ次第では確定した山や谷がリペイントで消えることがあります。多少リペイントされても大局は変わりませんが、この点が気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここで紹介するジグザグ

ここで紹介するジグザグは、「基準MAを終値が連続何本抜けたか?」で谷山を判定します。一度確定した谷や山がリペイントで消されるということはありません。上位MAを基準にしたジグザグを描画すれば、下位時間のチャートでも機能します。
インジケーターの特徴|環境認識や波形認識(波形完成タイミング、大きさ判断)が明確になる
裁量デイトレーダー向きの環境認識用インジケータです。「環境認識」や「波形認識」をどうやって決めようか迷っている方、既存のZigZagインジケータにおいて確定したはず!?の山や谷がリペイントで消えるのが気になる方にオススメです。
「基準MAを終値が連続何本抜けたか?」で谷山を判定しますので、山・谷がどの段階で決定されるのか把握できます。また、波形の大きさの認識もブレません。波形の完成~大きさの判断が「明確」になります。
独自の波形解析機能も備えています。
上位足のジグザグで節目をMTF分析|ダウ理論も意識できる
節目で水平線を描画したり、山-山、谷-谷を結んだトレンドラインを描画できます。また、ダウ理論をベースにした描画モードがあり、MTFで機能します。
MTFでの表示例


ダウ理論を意識した描画モードの表示例


インジケータを補助にして、環境認識の具体例
例えば2024/6/14のドル円です。下記の図だけで判断するとして、1Hの波が大きく前回高値を上抜けた後の状況とします。押しを待ってLしたいところです。短期足でLのタイミングを待ちます。待っていると、5分足で上昇のダウを形成し始めました。1Hの波が、5分のダウ転換から始まっていることが確認できます。MAや抜け判断の設定にもよりますが、下図の例だと、1時間レベルの確定矢印マークが出てからLでは遅いですね。1分足レベルの判断はなかなか難しいところはありますが、早い人は1分足の波の切り上げやダウ転換を見ているようです。

動作概要
主な機能と特徴
移動平均線(MA)とローソク足の終値の関係性に基づき、ジグザグ(ZigZag)を描画します。
- 明確なロジックによる波形描画
- 指定したMAを終値がn本連続で上抜ける/下抜けるという明確な条件で、波の転換点(山・谷)を判定します。
- リペイントしない
- 一度確定した過去の波形(山・谷)は、リペイント(再描画)しません。
- ただし、現在形成中の最新の波に限り、高値・安値を更新して追従します。
- 強力なマルチタイムフレーム(MTF)機能
- 上位足の大きな流れを下位足で詳細に分析できます。例えば、1時間足のZigZagを5分足チャートに表示し、大きな波のどこでエントリーすべきか、といった戦略的なトレードをサポートします。
- 多彩な分析補助ラインの自動描画
- 水平線: 検出した全ての山と谷から、ラインを自動で描画します(ローソク足でストップも可能)。
- トレンドライン: 重要な高値同士・安値同士を結んだトレンドラインを自動で描画します。
- ダウ理論モード: ダウ理論に基づき、トレンドの継続や転換を視覚的に分かりやすく色分けして表示します。
このインジケーターがもたらすメリット
- 環境認識の効率化: 上位足の大きな波と、節目が一目でわかるため、複雑な相場環境を瞬時に把握できます。
- 再現性の高い分析: 明確なロジックで描画されるため、「誰が使っても同じ波形」が描画できます。ご自身のトレードルールを確立しやすくなりますし、将来的には、インジケータ無しでも環境認識できるようになることを期待します。
注意点
MTFジグザグ実現の為、幾つか工夫をしています。その影響で、下記のような仕様上の問題・制限があります。
- MTF動作を実現する都合上、MTF表示の際に山谷のピーク位置がシフトして見える場合や、チャートが一瞬チラつく(ジグザグが一瞬変化する)ことがあります。
- また、証券会社によっては、夏時間・冬時間で山谷のピーク位置がシフトする可能性があります。
- 終値の連続n本抜けが確定した以前の領域でリペイントは無しですが、現在形成中の波の高値・安値は更新していきます。
- インジケータの描画は、日足基準のジグザグまでです。
- データ品質に起因する描画への影響について:上位足のジグザグを下位足に表示する際、その時刻に対応する下位足のローソク足が欠損していると、頂点が時間的に最も近いローソク足に描画されますので、ZigZagの形状が歪むことがあります。
- 非24時間取引の銘柄(CFD等): 様々な通貨ペアで動作することを期待しています。週末や市場の休場時間をまたぐ大きな時間ギャップがあっても動作します。
- ただし、完全にすべての状況を考慮できていません。場合によっては、ジグザグ波形などが異常な描画となってしまう可能性はありますので、ご留意ください。
- ローソク足データが不足していると、インジケータの描画がされませんので、インジケータ導入時にはヒストリカルデータが十分かご確認ください。また、1Mチャートに1Dなど大きなタイムフレームのジグザグを表示させるのが難しい場合があります(描画範囲を超えてしまうことが多いと思います)。
設定方法
ジグザグ計算するローソク足本数の設定
基準とするMA(移動平均線)の設定
ジグザグ計算するローソク足本数を設定してください。例えば、5分足基準のジグザグで計算本数を1000とした場合で、1分足チャートにMTF表示させた場合は、計算するローソク足を5倍します。大きな時間足を下位足でMTF表示する場合は、「チャートの最大バー数」にもご留意ください。また、どの「MAを基準としたジグザグ」とするか設定してください。

描画したいジグザグの連続抜け判断本数・頂点の設定
ジグザグの谷・山は、終値の抜けで決定されます。連続何本抜けで谷・山と判断するか?また、ジグザグ描画のピークを「終値:CloseMode」とするか、「高値・安値:HighLowMode」とするかを設定します。

注意点:ヒゲを検出できていない!?
例えば、連続2本抜けであれば、抜け確定の終値ローソク足より1本前のローソク足から判定しますので、下図のようなケースでは、安値ヒゲをつけた陽線(終値が基準MA抜け)から高値を追いますので、安値ヒゲはスルーされてしまいます。

下図のようなケースもありますので、ご確認ください。

ジグザグのラインスタイルの設定
線幅が1の時だけ、ラインスタイルが有効になります。ジグザグが不要の場合(水平線のみとか)は、色設定をNoneにすることで、表示を消すことができます。

抜け確定時に表示させる矢印の設定
抜けが確定した際に、矢印を表示させることができます。MT5だと大きさに制限がありますが、MT4だとかなり大きく表示することも可能です。矢印の種類はデフォルト設定が233/234です。他のマークに設定することも可能で、下図の中から好きなマークを設定してください。矢印が不要な場合は、矢印の色設定で「None」を選択してください。また、矢印表示が無くても、リアルタイムでチャートを観察している場合は、ジグザグが反転すると直線が逆方向に伸びますので、反転の判断は可能です。

注意点:MTF表示時に矢印が見難い場合があります
矢印もMTFで機能しますが、位置によってはローソク足と重なって見難い場合がありますので、ご注意ください。下図では、5分足チャートにおいて、矢印位置は見やすいですが、1分足で見ると埋もれてしまうことがあります。

便利機能
:頂点から伸びる水平線の表示設定山や谷の頂点から水平線を描画することができます。水平線を描画するローソク足本数の設定(“0”にすると延長線を描画します)や、水平線がローソク足に当たった場合の処理を設定してください。水平線を止める場合、ローソク足の「ヒゲまで含む」か「実体のみ」かを選択可能です。MTFに対応しますので、上位足で認識した山谷の頂点を、下位足でも意識することが可能です。ジグザグのピークがCloseModeだと、ヒゲではなく実体からの水平線になります。

注意点:ローソク足の描画をストップさせる際の設定値
波の頂点部では、ローソク足が集中する場合があります。水平線描画をローソク足でストップさせる際、その集中した箇所ですぐに止まってしまう場合があります。ですので、描画直後の初期のローソク足を無視する区間を設定できます。無効区間は2~3以上がおススメです。「2だと、2本目からのローソク足が有効」になります。

直近の頂点同士(山-山/谷-谷)を結ぶトレンドラインの表示設定
既に確定した直近の山-山/谷-谷を結んだときに描けるトレンドラインを描画することができます(ミニトレンドライン)。ラインをどこまで伸ばすかの設定が可能です。こちらは、水平線と異なって、ローソク足に当たった場合の描画を止める機能はありません。HLと同じく、MTFに対応しています。ジグザグのピークがCloseModeだと、ヒゲではなく実体からのトレンドラインになります。

便利機能
:ダウ理論ベースの描画モードダウ理論をベースにして、波に色を上書きできます。本数が多いと動作が重くなります。現在形成波にもダウ判断が適用できますが、高値・安値の更新で色がリペイントされていきます。


【独自機能】ジグザグ波形・波動の大きさ解析|対数正規分布による解析
2025/6/30:波形解析機能を追加します。
波形解析機能:DowモードONの時のみ有効、MTFでは機能しません
波動の大きさは、対数正規分布とよく一致することが分かりました。
波動の大きさは、0である確率は限りなく低いですよね。一方で、こちらも確率は低いですが、とても大きな波動を形成することもあります。複数のデータセットを確認し、対数正規分布に近いと考えました(一般論としても妥当かなと)。波動の大きさは、この対数正規分布に従っていると仮定して、対数正規分布の最頻値 / 中央値 / 平均値 / 1σ~3σまでの数値を表示する機能をつけました。対数正規分布の場合、最頻値、中央値、平均値というパラメータがあり、図で示すイメージです。最頻値は最も良く出現する値です。図に示すように、時折、かなり大きな波動を描くことがあり、出現率50%のポイントは、最頻値よりも大きくなります。

トレードでの活用方法:
例えば、波動が1σ(1SD)まで上昇している場合、累積的な確率は84%程度になります。更に伸びる余地は小さいと判断する、みたいなイメージです。※標準偏差というと一般には68.27%を想像すると思いますが、それは平均値±標準偏差の範囲です。ここでは、累積的な値(上限側)です。
しかし!2SDだろうが3SDだろうが、平気で動く場合があります。注意してください。波動の大きさの設定にもよりますが、2SDや3SDまで来たから逆張りしよう、というのは、危険で、むしろ、2~3SDまで値が動いた場合には、指標発表や要人発言、何か生じた可能性を考慮し、「テクニカルが機能しない可能性」を考えた方が良いです。つまり、テクニカルトレーダーは様子見すべきと考える方が無難です。


対数正規分布による波形解析機能:設定値

既知の問題点
MT4/MT5版:チャート挿入時のエラー
ヒストリカルデータが不足している場合、チャートにインジケータを挿入しても描画されないので、しばらく待ったり、チャートの時間軸を切替てみてください。特に、MT4/MT5インストール直後はこの問題が生じます。
MT4/MT5版:チャートが更新されない
チャートが動いている場合でも、5分足基準のジグザグを1分足に切り替えた際や、1時間足基準のジグザグを下位足で見ようとした際など、インジケータが描画されない場合があります。その場合も、お手数ですがチャートの時間軸を切り替えてみてください。正常に表示されます。
MT4版で上位足ジグザグの描画がストップしてしまうことがあり、この場合時間軸を切り替えても表示されません。この場合は、MT4再起動で復活したとのことです(当方環境ではまだ再現できず)。この場合は申し訳ないのですが、MT4再起動をお願いいたします。
以前のテストバージョン | 履歴
履歴
欠損したローソク足の補正のON/OFF

欠損したローソク足を補正します。動作に問題が生じる場合があるので、基本的にはFalse(OFF)としてください@2025/6/30一部銘柄でこの機能をONすると、インジケータ表示が異常となる場合があります。 >>2025/8/3 今回の修正で正しく動作すると期待しています(MT4版:Ver3.01 MT5版:Ver2.01)。
MTF-MAに対応していますが、相変わらずと言うか、ZigZagの高値安値は変わりませんが、横軸時間位置がMTF-MAの場合ずれてしまうことがあります。具体的には、例えば5分足基準のMAを使った場合、00分ピタリ時に1分足表示すると問題ないのですが、02分時に1分足に落とすと、2本分ズレて表示がされます。5分足でキリの良い05分であったり、10分になると、またズレは解消するという動作を繰り返します。個人的には、今のところ、5分MA基準の波形を見ているので、1minで見てもズレはそこまで気にはなっていないのですが、例えば1時間MA基準のジグザグ波形を1分足で見ると、結構ずれてしまいます(MT5は時間足の種類が多く、うーん、、)。
2024/6/6早速手を加えました(ver.2.0)。1時間足まで範囲で、MTF表示させた際の横ズレを可能な限り補正するようにしました。早朝などローソク足データが欠損した部分を除けば、補正できているはず!欠損データの補完や、それ以上のタイムフレームへの対応は、うーん・・・難しいというところです。注意点をよくご確認の上、御使用ください、波形認識の一助になればと思います。
※「ほぼ同一位置」と言うのは、MT4もMT5も早朝などローソク足データが欠損することがあり、そこでズレが生じてしまう為です。トレードしているような時間帯(現在進行形)であれば、ローソク足の欠損は生じないと思いますので、現在進行形で使う場合は問題無いと思います。ズレるといっても、重要なジグザグの高安値が変わることは確認できておらず、横ズレも限定的です(5分足なら±5分の範囲)。例えば、5分足基準のジグザグを1分足で見るとき、1分足の早朝データが一部欠損していると、1分チャートにおいてのみ、その欠損した時間より以前の時間で、5分基準ジグザグのピーク位置にズレが生じてしまいます(ズレは±5分に収まるかと思われます)。欠損は1分足がほとんどのようですので、5分足のジグザグを5分チャートで過去検証している分には気になりません。証券会社やプラットフォームでも、データの欠損のレベルは変わってくるかもしれません。過去検証するときにズレがあるとなんとも気持ち悪いので、何とか補正するか、インジケータを表示する期間を限定するかですね・・・今のところ、このデータ欠損には対応できていません。MT4ならヒストリカルデータを補完してしまえば済むのですが、MT5だと、ヒストリカルデータの変更はできない為、インジケータ側で対応しなければならない!?

以前のテストバージョン | インジケータの動作概要

※基準MAと異なる時間軸でも、正しい位置に矢印マークが表示されるよう修正しています

以前のテストバージョン | MTF-MAの場合のZigZagジグザグピーク値の横方向ズレについて


以前のテストバージョン | 注意事項、インジケータの設定値
①最も重要なZigZagの高値安値は、5分足でも1分足でも変化することは、無いと思うのですが、全てのMTF-MA、連続n本抜けの全ての挙動をチェックしきれていません。:1時間足までのズレを補正するよう修正
②「週足以上のMA」基準だと、日足に落とした時にZigZagのピークが一致しないことがありますので、日足以下で御使用ください。:週足以上のジグザグは表示されないように修正
③MT5で例えば10分MA基準としたとき、3分足で見ると、ZigZag波形が変化してしまうことがあります。割り切れない数値同士だと、都合、上手く動作できていないことが確認できました。:割り切れない時間軸は表示されないように修正

ver.1 MT4版
配布終了
ver.1 MT5版
配布終了