【2025/09/02~09/05】最高値更新のゴールドに逆張り!最悪は免れるも・・・|相場は私の逆を行く
この週は何といっても、ゴールドの最高値更新。ゴールド(GOLD)が大盛り上がりでした。
普段ゴールドなんてほとんど触りません。ところが「史上最高値を更新か!?」なんてニュースを見てしまい…わたしはというと、「ショートで戻りを獲ってやろう」と考えてしまったんです。浅はかの極み。
しかも理由がまた適当で、

「ゴールドのショートはスワップがつくし」
「今週はあまりチャートに張り付けないけど、ゆるりと構えておけば大丈夫っしょ」
「ロットを小さくしてれば平気平気」
と、なんとも甘い考えでエントリー方針を決めてしまいました。
最高値挑戦からの無謀ショート

そして、3500ドル付近の史上最高値更新チャレンジあたりからショートを仕込み開始。9/2(火)の3500ドル更新あたりでポンポンとショートを積んで、「うまく下げてくれれば、スワップもつくし、グフフフ」とニヤついてました。
さらに翌日9/3(水)はショートスワップ3倍デー。「これは新規ショートが増えて、ロング勢も一旦利確して逃げるはず。下がるよきっと!」と期待して。
焦りと過去チャートの確認
ところが、9/3(水)、ぜんぜん下げてこないので、この日は少し追加でポジションを持っただけ(建値撤退したりしながら)。ゴールドはグングン上昇。やっぱり浅はかな考えは往々にして裏目に出るものです。
ここでようやく冷静になり、過去の上昇規模を振り返ってみました。普段ゴールドを触らないからカンが働かないんですよね。過去には約550ドル規模の大相場が押し目らしい押し目もなく続いたケースがあった!ヤベエッスヨォ!
もし今回もその規模に発展したら・・・ロットを小さくしているとはいえ、ショートポジ(スワッププラス)でも相当キツい。スワップどころの騒ぎじゃない。長いレンジを抜けているから、一気に吹き上げる可能性も十分。焦りがどんどん募ります。

唯一の救いはポジション比率

9/3の時点で唯一の救いは、ポジション比率の動き。価格は上昇傾向なのに、ショート比率がどんどん減っている。つまりショーターが次々に焼かれている可能性。これは「やはり一旦調整が入るかも」というご祈祷トレードの希望的材料になりました。ただし、非常に注意してください。ポジション比率は参考程度にした方がいいです。実は、過去にこれを頼って大けがしたこともあるんです。この情報でトレードして、結果失敗しても、何も責任は追えませんし、、この情報だけで期待値がプラスになるとも思えません。

その期待を胸に9/4(木)へ。そして結果は下図の通り。強い下げに助けられて、何とか逃げ切れました。特に下落直前にポジション比率の傾きが急になり、ロングが一気に増えたタイミングでドスンと下げ。ギリギリで助かりました。ただしその後のトレードは、もうおっかなびっくりのチキントレード。

迷走するTPとSL
ここで改めて。
「先日決めたTPとSLの基準は一体何だったのか?(先日の記事へ)」
やっぱりTPやSLを浅く置けるのは、がっつりチャートに張り付ける時だけか。 普段はもっと大きく構えておくのが正解?相場に合わせてやりくりする、でもこれって、何も決まってないとも言える。
「チャートに張り付けないならトレードしないほうよい」という理屈では分かってはいる。一方で、張り付いていたからといって、自分の思うように相場は動かない。結局、どこにTPとSLを置くのがベストなのか、いまだに迷走中。とはいえ、先週と今週の大失敗を経て、「自分に最適なTP・SL」みたいなものは、少しずつ見えてきた気もします。気がするだけか。。
雇用統計トレードで締め
そして週末9/5(金)。NY時間からの参戦。となると、、どうしても指標トレードになってしまいますわなあ。。結果的には微益で終了。まだまだ課題だらけです。うーーむ。
