ランダムウォークとテクニカル分析(トレンドライン・チャネルラインなど)テクニカル分析は意味ない?with ChatGPT3.5
(勝てない&ネタが無いので)ランダムウォークと相場について、ChatGPT3.5に色々聞いてみました。テクニカル分析に意味はあるのか?という・・・
よくあるハナシで、ランダムウォークのグラフを見ると、トレンドラインだとかチャネルラインだとかが見えて、テクニカル分析ができてしまうと思います。ランダムウォークのグラフでもテクニカル分析が可能ということ、これはどういうことでしょうか。テクニカル分析って意味あるのでしょうか。
- わたし
ランダムウォークで生成したグラフを見ると、FXで表現するところのWトップだとか、チャネルラインが見えます。何故だと思いますか? - >>ChatGPT3.5
ランダムウォークは、ランダムな変動を表す確率過程の一種であり、それが結果として生成されたグラフにWトップやチャネルラインのような形状が現れることは偶然的な現象です。ただし、ランダムウォークの性質上、前の値に依存しているため、局所的な上昇・下降傾向が生まれることがあります。このような傾向が続くことで、Wトップやチャネルラインのような形状が現れることがあると考えられます。ただし、これはあくまでも偶然的な現象であり、ランダムウォークが必ずしも市場動向を予測できるわけではありません。 - わたし
「ただし、ランダムウォークの性質上、前の値に依存しているため、局所的な上昇・下降傾向が生まれることがあります」この点、もう少し詳しく教えていただけませんか? - >>ChatGPT3.5
ランダムウォークは、現在の値が前の値に依存してランダムに変化するプロセスです。そのため、前の値に依存して変化するため、局所的な上昇・下降傾向が生まれることがあります。
具体的には、ランダムウォークが一定の傾向(例えば上昇傾向)を示している期間があった場合、その後の値も同じ傾向を持つ傾向があります。これは、前の値が高い(あるいは低い)ため、次の値も高い(あるいは低い)傾向があるからです。このような傾向は、トレンドと呼ばれます。
また、ランダムウォークは時間の経過とともに変動するため、過去の値に基づいて将来の値を予測することが難しいという特徴があります。そのため、ランダムウォークを分析する場合には、あくまでも統計的な手法を用いる必要があります。 - わたし
実際の相場がランダムウォークであったとしても、一定の傾向を示している場合、その後も同じ傾向を持つ傾向があり、さらに実際的には、需給の関係もあるため、相場は、完全なランダムウォークとは言えないのでしょうか?それとも、相場はやはりランダムウォークなのでしょうか? - >>ChatGPT3.5
相場が完全なランダムウォークであるかどうかは議論の余地がありますが、実際的には相場はランダムウォークとは言い切れません。相場には多くの要因が影響しており、完全に予測不可能でランダムな動きをするとは考えにくいからです。相場には、政治的なイベントや経済指標の発表などのニュースによる影響、投資家やトレーダーの行動、市場参加者の期待、需要と供給のバランス、大量取引や注文などの流動性の変化などが含まれています。これらの要因は、ランダムウォーク理論で説明されるような、単純で予測不可能な確率変数として扱うことができません。
ただし、ランダムウォーク理論は、相場の一部の性質を説明するために使用されることがあります。たとえば、市場がランダムに動くということは、市場が過去の価格動向に基づいて将来の価格を予測することはできないということを示唆しています。また、ランダムウォークの性質により、市場が常に同じ傾向を持つわけではなく、時折、大きな変動が発生することがあります。 - わたし
チャネルラインやWトップは、人間が見たから認識されたとも言えますね。 - >>ChatGPT3.5
はい、その通りです。チャネルラインやWトップなどのチャートパターンは、人間がチャートを分析することによって認識されます。ランダムウォーク自体には、特定のパターンが出現する確率はありますが、それがFXや株式などの金融市場で見つかった場合、それが人間によって認識される可能性があります。ただし、それが将来も同じパターンが繰り返されることを意味するわけではありません。 - わたし
ある値動きがあって、その値が極端に離散的にならず、ある程度連続性を保つ場合、そのグラフを人間が見ると、チャネルラインやWトップなどを認識してしまいそうです。 - >>ChatGPT3.5
はい、そうですね。人間はパターン認識が得意で、ある程度の連続性を持つデータに対してパターンを見出すことができます。例えば、FXや株価のチャートを見ると、特定の形状のパターンが現れることがあり、そのパターンが将来の値動きを予測するために利用されることがあります。しかし、ランダムウォークの場合は、厳密には連続性を持たないため、過去のデータから将来の値動きを予測することはできません。ランダムウォークは完全にランダムであるため、どのようなパターンも偶然生じたものに過ぎないと考えることができます。 - わたし
連続性を持たないランダムウォークのデータを生成することはできるのでしょうか?完全にランダムだと、値の変化はゼロから無限大なのでしょうか? - >>ChatGPT3.5
ランダムウォークは、ある時点での値が、前の時点の値にランダムな変動を加えたものを次の時点の値として更新していくことで生成されます。このランダムな変動が連続的な場合、つまり正規分布などの連続分布に従う場合、連続性を持ったランダムウォークが生成されます。一方、ランダムな変動が離散的な場合、つまり一様分布などの離散分布に従う場合、ランダムウォークの値の変化は不連続なものになります。
完全にランダムな変動の場合、値の変化はゼロから無限大になる可能性があります。ただし、実際のランダムウォークでは、通常、ランダムな変動がある程度の範囲内に収まるように調整されます。たとえば、値の変化が大きくなりすぎた場合には、変動を制限するルールを設けるなどの工夫がされることがあります。 - わたし
テクニカル分析に意味はあるのでしょうか?人間が勝手に認識して、後付けの説明に過ぎないのでしょうか? - >>ChatGPT3.5
テクニカル分析は、過去の価格変動をチャート等のグラフに表して、そのパターンや形状から、将来の価格変動を予測しようとする手法です。一方で、ランダムウォークやFXチャートは、値動きにランダム性や非予測性があることを前提としています。
このため、テクニカル分析が完全に正確に将来の価格変動を予測できるとは言えません。しかし、過去の価格変動には、一定のパターンやトレンドが見られることがあります。そのため、テクニカル分析はあくまでも参考情報の一つとして捉え、投資や取引の意思決定において複数の情報を総合的に判断することが重要です。
また、テクニカル分析が有効な市場やタイミングもあります。例えば、相場が比較的安定している時期や、多くの市場参加者が同じパターンに注目している場合などです。しかし、ランダムウォーク性が強い相場や、流動性が低く参加者が少ない市場では、テクニカル分析の効果は限定的となる可能性があります。
おお、ChatGPT怖い、本当にすごい。誤ったことをしれっと正しいように言ってくる場合が多々あるので注意が必要(ChatGPT3.5)ですが、ChatGPT3.5でも上記やりとりができる、本当にすごいです。
さて、ChatGPT3.5の回答を鵜呑みにして・・・値が離散的になってしまうと、ホワイトノイズみたいになってどうしようもない気もしますが、「ChatGPT3.5:ランダムウォークは、ランダムな変動を表す確率過程の一種であり、それが結果として生成されたグラフにWトップやチャネルラインのような形状が現れることは偶然的な現象です。ただし、ランダムウォークの性質上、前の値に依存しているため、局所的な上昇・下降傾向が生まれることがあります。このような傾向が続くことで、Wトップやチャネルラインのような形状が現れることがあると考えられます。」ということで。定性的表現になりますが、値が離散的ではなく、ある程度連続性のあるランダムな値動きだと、チャートパターンができても不思議じゃないと。「ランダム」な動き、つまり、まあ色んなチャートパターンが生じ得るとも、言えるのでしょうか。
前の値に依存して、ある範囲内でランダム量変化するグラフは簡単に作れます。下図は、変化率を-100から+100でランダムとしたグラフサンプルです。下図を選んだわけではなくて、今回最初に生成した2つのランダムなデータです。グラフを見ると、トレンドラインやWトップなどが見えてしまうというか、そういう類のテクニカルが効いているように見受けられます。人間が勝手に認識してしまうのでしょうか。
今回、ChatGPT3.5とやりとりしましたが、ランダムウォークっぽいグラフにチャートパターンが現れる点、やはりなんとも腑に落ちませんでした。しかし、当方がどう考えようとも・腑に落ちなくとも関係ないですね。
相場の値動きが離散的ではなく、ある程度連続性を以て推移している=ランダムウォークっぽい推移をしている限り、そこにチャートパターンが出現しているのが現実(出現する可能性が高い?)で、チャートパターンが出現する以上、テクニカル分析には意味があるのだろうと、思いました。