【簡単】FXのレバレッジ・ロスカット・証拠金維持率・有効証拠金・必要証拠金とは?計算方法も解説!【XM(XMTrading)】

FXでトレードするに当たって、そしてXM(XMTrading)を使う上で重要なレバレッジについて解説致します。

おおよそが理解できたらば、あとはトレードしていく中で、レバレッジについての感覚も分かってくると思います。言葉や数値を知ることも大切ですが、実トレードでレバレッジの有効性を感じるのも、重要だと思います。

目次

レバレッジの基本:単語の意味

レバレッジを把握する上で、重要な単語を列挙します。

重要XM(XMTrading)のレバレッジ

XMのレバレッジは、同一アカウント内全ての口座の資金総額(保有中のポジション損益・ボーナスクレジット含む)と、口座タイプによって、使えるレバレッジが異なります。

また、商品によってレバレッジが制限されているものがあります(後述します)。

XMでは同一アカウント内に、取引口座が最大8個まで保有できますので、レバレッジは、その全ての総額資金が基準です。

例えば、アカウント内全ての口座資金の総額が約400万円で、KIWAMI口座でトレードする場合は1000倍までレバレッジが使用可能です。そこから、アカウント内全ての口座資金の総額が$40,000(約500万円)を超えると、KIWAMI口座のレバレッジは500倍に制限されます。

使用可能
レバレッジ
同一アカウント内の全取引口座の有効証拠金
保有ポジションの損益・ボーナスクレジットを含む「総額」
XMTrading
ウェブサイトより
USD
スタンダード・KIWAMI(極)・マイクロ口座
JPY換算
Zero(ゼロ)口座
JPY換算
1:1~1:1000
(1倍~1000倍まで選択可能)
$5~$40,000約650円~
約500万円
1:1~1:500$40,001~$80,000約500万円~
約1000万円
約650円~
約1000万円
1:1~1:200$80,001~$200,000約1000万円~
約2600万円
約1000万円~
約2600万円
1:1~1:100$200,001以上約2600万円
以上
約2600万円
以上
JPY換算@USDJPY130

XM(XMTrading)の有効証拠金・証拠金維持率・必要証拠金・ロスカット・ロスカットレベル

ここからは、単一の取引口座の話になります!

有効証拠金

取引している口座の資金総額です。これには、未決済のポジションの損益やボーナスクレジットも含まれます。

証拠金維持率

(有効証拠金÷『必要証拠金』)×100% =証拠金維持率 で計算される値です。

必要証拠金

(ロット数×コントラクトサイズ÷レバレッジ)×口座通貨への換算レート=必要証拠金で計算される値です。

証拠金とは、取引の際に生じる損失に対する担保の役割を果たし、あるポジションを持とうとした際に必要となる資金を示します。計算式は簡単ですが、レートによって変動するので、XMTradingでは計算機が用意されています。

なお、コントラクトサイズについては、下記記事をご参照ください。

ロスカット及びロスカットレベル

ロスカットレベルとは、ポジションが強制的に決済される=ロスカットが実行される有効証拠金のレベルを意味します。 取引口座の証拠金維持率が20%以下が、XMTradingのロスカットレベルです。

ここは、業者によって異なる点です。XMのロスカットレベルは小さめですので、含み損に耐えやすい、一方でロスカット発動時には、手元に残るお金が少ないことを、意味します。

さっぱり分からないです。

単語は何となく把握しておいてください。実際に絵で見ないと良く分からないと思いますので、次へどうぞ!

XM(XMTrading)の証拠金維持率やレバレッジ有効性、ロスカット発動について把握しましょう

有効証拠金と必要証拠金の関連

下の図をご覧ください。口座残高に対する「有効証拠金」と「必要証拠金」の関係がご理解いただけるかと思います。

ポジション持つと、口座資金から「必要証拠金」が割り当てられます。「必要証拠金」は、主には保有する商品とロットサイズによって決定されます。この必要証拠金は、前述の式から自分で計算するか、XMの必要証拠金計算ツールで計算できます。

レバレッジは「必要証拠金=保有できるロットサイズ=損益の大きさ」に効いてくる

では、レバレッジはどこで効いてくるのでしょうか?それは、必要証拠金=保有できるロットサイズに効いてきます。

単純にレバレッジが2倍異なると、同じ証拠金で保有できるロット数も2倍異なります。

今回は、単純に高レバレッジは2倍のロットを持ったとしましょう。

保有するポジション価格の値動きが同じでも、「損益」はレバレッジの倍数分=保有ロットの倍数分だけ差が生じます

今回のケースでは、高レバレッジはロットサイズが2倍なので、低レバレッジよりも利益・損失が2倍大きくなります。これが、レバレッジが効いているという状態です。

レバレッジの倍数分の差だけ、資金効率に差が生じます。

でも待てよ・・・高レバレッジで損失が生じた場合、損失は大きく、すぐに必要証拠金に到達してしまうのでは・・・と心配になりますよね。

この点、XMTradingでは、ロスカットレベルが証拠金維持率20%となっていますので、含み損にも耐えやすいです。ただしこれは、ロスカット時にはほとんど資金が残らないということを意味します。

そして重要なのがロスカットが発動するロスカットレベル:XMTradingのロスカットレベルは20%

さて、最後に効くのが、このロスカットが発動するロスカットレベルです。

XMTradingはロスカットレベルが低い水準なので、含み損にも耐えやすいのですが、一方で、ロスカット発動時には、手元に残る資金も少ないです。

さらに、ゼロカットシステムがあるので、口座資金を超える損失は生じませんが、ハイレバレッジと低い水準のロスカットレベルは、利益を得やすいですが、同時に損もしやすいです。

良く言えば、XMTradingであれば、多少の含み損には耐えられますので、資金が少ないうちでも、分割エントリなど有効な戦術を選択することもできます。

XM(XMTrading) VS 某FX企業を具体的な数値で比較

例:ドル円 USDJPY=¥130の場合 1Lot 10万通貨をトレードしたい場合

レバレッジによる必要証拠金は下記表で、高レバレッジでは必要証拠金がかなり小さくて済みます。単純に、レバレッジの倍数分だけ、持てるロット=損益に差が出ます(実際はスプレッドなど手数料があるので、ピタリとはいきません)。

レバレッジ必要証拠金
USDJPYを1Lot(10万通貨)
USDJPY=¥130
1000¥13,000
500¥26,000
200¥65,000
100¥130,000
25¥520,000
1¥13,000,000
USDJPY¥130

XMTradingの場合(目安):USDJPY 1Lot=100,000通貨
レバレッジ1000倍
ロスカットレベル20%

口座資金必要証拠金ポジション保有時
証拠金維持率
ロスカットレベル
20%時の有効証拠金
ロスカット
発動時
損失額
ロスカット
発動時
損失Pips
¥200,000¥13,0001538%¥2,600¥197,400197.4
¥100,000769%¥97,40097.4
¥50,000385%¥47,40047.4
USDJPY¥130

レバレッジ1000倍では、5万円もあれば1Lotの取引が可能です。

低資金では、高レバレッジの方が圧倒的に効率的です。

某FX企業の場合(目安):USDJPY 1Lot=100,000通貨
レバレッジ25倍
ロスカットレベル50%

口座資金必要証拠金ポジション保有時
証拠金維持率
ロスカットレベル
50%時の有効証拠金
ロスカット
発動時
損失額
ロスカット
発動時
損失Pips
¥2,000,000¥520,000385%¥260,000¥1,740,0001740
¥1,000,000192%¥740,000740
¥500,00096%トレード不可
USDJPY¥130

レバレッジが低いと、50万円を用意しても、証拠金不足で1Lotすら、取引ができません。

単純に、レバレッジ倍数の違い分だけ、資金効率に差が生じます。

ロスカット水準は高いので、最悪ロスカットされても手元に資金は残りますが・・・低資金ではかなり効率が悪いです。

1Lotの場合、1pips動くとどれくらい稼げるのか?

USDJPYなど、XXXJPYという通貨ペアであれば、1Lot(100,000通貨)で、1pips動くと1000円の値幅です。USDJPYの1pipsは0.01円となります。詳しくは、下記記事をご参照ください。

XM(XMTrading)証拠金に関する疑問と注意事項など

レバレッジの確認方法、変更方法は?

レバレッジは会員ページにログインし、口座番号横のマークをクリックすると、口座詳細が確認できます。
変更方法は、こちらのページをご参照ください。

レバレッジ制限がかかるとどうなるのか?

例えば・・・含み益が大きく増えてレバレッジ制限される資金量に到達するとレバレッジが制限されます(XMからメールが届きます)。その後、含み益が減少し続け、含み損に転じ、更に損失が拡大していった場合、レバレッジ制限がかかったままになるので、想定より早くロスカットレベルに到達することが考えられますので、特にご注意ください。

両建ての場合の必要証拠金は?

FX、ゴールドおよびシルバーで両建てする際、両建てポジションの必要証拠金はゼロであるため、証拠金維持率が100%未満でもポジションを建てることができます。

その他すべての銘柄で両建てする際、両建てポジションの必要証拠金は50%です。最終的な必要証拠金が口座の有効証拠金の合計以下となる場合にのみ、新規に両建てポジションを建てることが可能です。

仮想通貨CFDの証拠金は?

段階的なレバレッジが導入されています。本リンク先のウェブページの表をご参照ください。

その他レバレッジに関する注意事項は?

一部商品でレバレッジの扱いが異なるものがあります。本リンク先のウェブページの表をご参照ください。

例えば、Silverはレバレッジ400倍に制限されている他、CFD商品の証拠金計算式は、「ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率」となり、口座設定のレバレッジによって計算されません。

商品ごとに条件が異なります。XMTradinのウェブページで各種商品のレバレッジ情報が得られます。

適正な証拠金維持率は?

一般的に300%~500%と言われますが、これはトレードスタイル次第です。

ハイレバで、持てるだけのロットで一発勝負がしたい。

お勧めしません、フルロットの一発勝負の方法は、下記ページで紹介しています。

補足:レバレッジとは・・・「FXにおけるレバレッジ」

レバレッジとは

レバレッジとは・・・

レバレッジとは、経済活動において、他人資本を使うことで自己資本に対する利益率を高めること、または、その高まる倍率です。原義は「てこの作用」です。レヴァレッジ、リバレッジなどカナ表記はいくつかあります。レバレッジ効果、レバレッジ率などとも。ギアリングと呼ぶこともあるが趣旨は同じです。

例えば、100万円の自己資金で1,000万円の金融商品を購入した場合、レバレッジは10倍となります。金融商品の価格が10%上昇すると、100万円の利益を得ることができます。しかし、金融商品の価格が10%下落すると、100万円の損失を被ることになります。

レバレッジは、大きな利益を得ることができる一方で、大きな損失を被るリスクも伴います。そのため、レバレッジを利用する際には、リスクを十分に理解し、慎重に判断することが重要です。

レバレッジは、金融商品の取引だけでなく、企業の経営にも用いられています。企業が借入金を利用することによって、自己資本を増やし、事業を拡大することができます。しかし、借入金の返済が滞ると、企業の経営が悪化し、倒産につながることもあります。

レバレッジは、使い方によっては大きな利益を得ることができる一方で、大きなリスクも伴います。そのため、レバレッジを利用する際には、リスクを十分に理解し、慎重に判断することが重要です。

FXにおけるレバレッジとは・・・

FXにおけるレバレッジとは、証拠金を預け入れることで、預けた金額の何倍もの取引を行うことができる仕組みです。たとえば、レバレッジを10倍に設定した場合、10万円の証拠金で100万円分の取引を行うことができます。レバレッジを効かせることによって、少ない資金で大きな利益を得ることができますが、その一方で、損失も大きくなるリスクがあります。

レバレッジのメリットは、少ない資金で大きな利益を得られることです。たとえば、10万円の証拠金で100万円分の取引を行い、10円の為替差益を得ることができれば、1万円の利益を得ることができます。また、レバレッジを効かせることによって、短期間で利益を得ることができます。

レバレッジのデメリットは、損失も大きくなるリスクがあることです。たとえば、10万円の証拠金で100万円分の取引を行い、10円の為替差損を被った場合、1万円の損失となります。また、レバレッジを効かせることによって、短期間で損失を被る可能性があります。

レバレッジを使用する際には、リスクを十分に理解し、適切に使用することが重要です。

低レバレッジなら安全なのか?:個人的意見

低資金・低レバレッジ・高いロスカットレベルだと・・・

ここは、個人的意見です。当方も低レバレッジ業者を使っていた時代がありますが、低資金・低レバレッジ・高いロスカット基準ですと、持てるロット数は少なく、また、業者によりますが、ロスカットが証拠金維持率100%だったりしますと、思った以上に「何もできません」。

ロスカットされたら手元にお金は残るけど・・・非常に資金効率は悪く、チビチビ吸い取られて業者に寄付している気分になったのを覚えています。業者に寄付と言うか、真綿で絞められていくような気分さえしました。

更に、ロスカットレートが証拠金維持率100%とは言ったところで、指標発表や、特に週明けで窓あき+滅茶苦茶なスプレッドになるタイミングでは、ロスカットレベルを遥か超えたところで決済され、結局資金はほぼゼロ・・・という状態になったこともあります(明らかに値動きがおかしい、ロスカットを誘発する意図的な値動きじゃないの!と)。「低レバレッジの方が安全」なんてのたまっておきながら、です。

XM(XMTrading)でハイレバレッジ・ゼロカットシステムによるロスカットを体験

ところが、XMTradingといったハイレバレッジ業者を使うと、確かに一気に資金はゼロになるものの、含み損には耐えられるし、ロットコントロールさえすれば、低レバレッジ業者より遥かに色々なトレード戦略が考えられるようになりました。また、いくら値動きが荒れても、ゼロカットシステムで投資資金を超えた損失は発生しません。非常に安心してトレードできるようになりました。

ですので、一概に低レバレッジだから安全ということではなく、レバレッジ以外の業者の特徴(取引方式・ゼロカットシステム・ロスカットレベルなど)も含めて、総合的に判断するのが良いのだと思います。

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