【参考にならない?】XMトレーダーダッシュボードのFX売買比率|その特徴とは?
XMトレーダーダッシュボードとは
XMトレーダーダッシュボードの特徴
XMTradingのホームページの下部に表示されている緑/赤のグラフのことで、買い/売りポジションの比率を示しています。ある時間間隔で更新されていきます。スマホからだと見れません。
- 1時間遅れの情報である(⇒公式ページからは文言が見つかりませんが、調べるとそういう情報が多数)
- 15分間隔で更新(⇒確かにそうなっている)
- XMグループ口座のポジション比率を示している
- 2023/5時点では、全世界190ヵ国10,000,000口座※を誇っており、トレーダーダッシュボードの母数の規模は非常に大きい・・・可能性が高い
※これは「XMTrading」ではなく、「XM」のウェブサイトから確認した情報です。「(本家というのか)XM」と「XMTrading」のトレーダーダッシュボードは、どちらも同じ値を示しています。XMのトレーダーダッシュボードは、相当大きな母数であると考えられます。後述します。
XMトレーダーダッシュボードの数値は信頼・参考にしてよいのか
本家!?「XM」と「XMTrading」のトレーダーダッシュボードの比較
まず、XMトレーダーダッシュボードの母数は?
XMTradingのトレーダーダッシュボードの母数が、仮にXMグループ全体だとすると、非常に大きい母数です。
このトレーダーダッシュボードですが、小さい規模の母数だとあまり参考になりません。
さてところで・・・XMは1000万口座数を誇ることが、「XM」のウェブサイトで謳われています(XMTradingではない)。もし、トレーダーダッシュボードの母数がこの規模だとすると、他のFX業者のポジション比率よりも母数は大きいと言えるでしょう。機関投資家等大口のポジションは含まれないと思われますが、トレーダーダッシュボードは、リテールポジションの推移についての参考指標になるかと思われます。
では、「1000万口座を誇るXM」と「XMTrading」のトレーダーダッシュボードを比較してみよう
下記は、2023/5/30のある同一時間のトレーダーダッシュボードです。どちらも全く同じでした。
従って、「XMTradingのトレーダーダッシュボード」は、母数1000万口座のポジション比率を示している可能性があります。
まとめると・・・
XMトレーダーダッシュボードは、1時間遅れで更新されている点に注意が必要ですが、比較的長い時間軸でのトレードでは、参考程度にはなる指標だと思います。
トレーダーダッシュボードの母数は非常に大きいと考えられますが、ここはどこまで行っても確かめようが無いですし、時間差もあります。あくまでも「参考程度」に留めて、このトレーダーダッシュボードの情報だけでトレードすることは控えた方が良いでしょう。
- 1時間遅れの情報である
- 15分間隔で更新
- XMグループ口座のポジション比率を示している
- 2023/5時点では、全世界190ヵ国10,000,000口座※を誇っており、トレーダーダッシュボードの母数の規模は非常に大きいと思われる
※これは「XMTrading」ではなく、「XM」のウェブサイトから確認した情報です。
XMトレーダーダッシュボードだけの情報で取引するのは難しい
1時間遅れの情報ということもありますし、全てのトレーダーのポジションを示すものでは無い為、ダッシュボードの情報だけで取引するのは難しいと考えます。ダッシュボードの状況と、実際の相場環境から、総合的に判断するのが良いかと思います。
わたくしのケース:ポジションが捕まって逆行されたとき、XMトレーダーダッシュボードでみると、当方は比率が多い側に属していることが多い
この感覚・経験をしている方は結構多いのではないでしょうか・・・
例えば、上昇トレンド中に随分と高値を更新したところで、「もうそろそろ下げるでしょう~」と値ごろ感からショート。しかし、さらに値は踏みあがって踏みあがって・・・という時に、XMトレーダーダッシュボードを見ると、ポジション比率はショートが半数を超えていて優勢。「うおお、ショート優勢!そろそろ下がってちょうだい!」と祈りも虚しく、値は踏みあがり、ポジション比率はどんどんショートに偏る。「ショート優勢じゃないんかい!」という阿鼻叫喚の最中でロスカット。更に値は踏みあがり・・・「もうアカン!ロング!」というところで、反転・値崩れをして、更なる阿鼻叫喚。そういう時にXMトレーダーダッシュボードを見ると、あれ?ショート比率が減ったかな?・・・と、当方(大衆)を弄ぶかのような動きを見せることがあります。
このような経験から、上昇・下降トレンドが続いている中、トレーダーダッシュボードでポジションの偏りが解消され始めたときが、反転のサイン!?なんていう甘い考えも浮かんでくるわけですね。