【独自調査】海外FX実質スプレッド比較ランキング|手数料・キャッシュバック込みで本当に安い口座は?


海外FXについて「スプレッドに手数料、キャッシュバックもバラバラだし、結局どの口座がいいの?」と悩んでいませんか??
手数料やキャッシュバックは、業者・口座で異なります。更に、通貨ペアで異なったり、「ドル」だったり「円」だったり、キャッシュバック業者で異なるので計算しにくいです。
この記事では、主要海外FX業者5社(XM, Axiory, Exness, ThreeTrader, TitanFX)の2025年に各業者から取得したデータに基づき、取引手数料とキャッシュバックをすべて含めた「実質スプレッド」を算出。あなたの取引スタイルに合った、本当にコストが安い海外FX業者をランキング形式で徹底解説します。
【結論】あなたの目的別!海外FXスプレッド・手数料が最も安い口座はこれ
詳細なデータを見る前に、まずは結論からお伝えします。あなたのトレードスタイルに合わせて、最もコスト効率の良い口座を下の表にまとめました。
スタイル | オススメ銘柄 | オススメ 口座タイプ | 最適 キャッシュバック |
---|---|---|---|
XM入金ボーナスをフル活用するなら! (エグジットまで10分超トレード) | USDJPY GBPUSD EURUSD | ![]() スタンダード口座 XMP有効! | 入金ボーナスを使う場合は、キャッシュバックサイト(CB口座)と併用できませんので、ご注意ください! <参考リンク> |
エグジットまで10分超のトレードなら! | USDJPY 最強 EURJPY EURUSD も実質ベスト | ![]() スタンダード口座 キャッシュバック有効 XMP有効 | ![]() ![]() オートリベート必須 |
短期トレードなら! | 多様な 通貨ペア | ![]() ロースプレッド口座 プロ口座 | ![]() ![]() |
多様な 通貨ペア | ![]() Raw口座 | ![]() |
【補足】ランキングだけで判断しないための重要ポイント:AxioryやTitanFXは入っていませんが、キャッシュバックを適切に活用すれば、これらの業者も非常に有力な選択肢となります。そのため、ご自身の気になる通貨ペアがあれば、まずはデモ口座で実際の使用感を試してみることを強くおすすめします。
注意!スプレッドだけの比較は間違い【実質コストの計算方法】

海外FXの取引コストは、一見すると分かりにくい構造になっています。コストを正しく理解するために、3つの要素をおさえましょう。
- 表面的なスプレッド: MT4/MT5の画面で見える、買値と売値の差です。これが狭いだけでは不十分です。
- 取引手数料: 特に低スプレッドを謳う口座(ECN口座)では、スプレッドとは別に往復で手数料がかかる場合があります。
- キャッシュバック (CB): TariTaliなどのキャッシュバックサイトを経由して取引することで、取引量に応じて現金が還元されます。これを使わない手はありません。
つまり、トレーダーが最終的に負担する真のコストは、以下の計算式で表されます。
真の実質スプレッド = 表面スプレッド + 取引手数料 – キャッシュバック
当記事の比較は、すべてこの「実質スプレッド」に基づいており、他サイトの比較よりも正確なコストを反映しています。
【独自データで徹底比較】海外FXの実質スプレッドランキング
実質スプレッド一覧表(表面スプレッド、手数料、キャッシュバック含む)
海外FX業者の口座別|低コスト口座ランキング
ランキング | AUD JPY | AUD USD | EUR AUD | EUR GBP | EUR JPY | EUR USD | GBP AUD | GBP JPY | GBP USD | USD JPY | GOLD |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 Best! | Exness_ロースプレッド | ThreeTrader_Raw | ThreeTrader_Raw | XM_スタンダードCB口座※ | XM_スタンダードCB口座※ | Exness_ロースプレッド | ThreeTrader_Raw | Exness_ロースプレッド | XM_スタンダードCB口座※ | Exness_ロースプレッド | |
2 | Exness_ゼロ | Exness_プロ | ThreeTrader_Pure | TitanFX_ブレード | Axiory_スタンダード | ThreeTrader_Raw | Exness_プロ | ThreeTrader_Pure | Exness_プロ | Exness_プロ | Exness_プロ |
3 | ThreeTrader_Raw | Exness_ロースプレッド | XM_スタンダードCB口座※ | Axiory_Nano(Tera) | ThreeTrader_Raw | Exness_プロ | Exness_ロースプレッド | XM_スタンダードCB口座※ | |||
4 | Exness_プロ | TitanFX_ブレード | Axiory_スタンダード | TitanFX_スタンダード | ThreeTrader_Pure | TitanFX_ブレード | Exness_ゼロ | Axiory_スタンダード | ThreeTrader_Raw | ThreeTrader_Raw | |
5 | Axiory_スタンダード | Axiory_ゼロ | ThreeTrader_Pure | Axiory_Nano(Tera) | Exness_ロースプレッド | Axiory_スタンダード | XM_スタンダードCB口座※ | ThreeTrader_Pure | ThreeTrader_Raw |
※XMスタンダード(キャッシュバックCB有効口座):10分超のトレードでXMPはエリート/クレジット変換とした場合
ゴールド(XAU/USD)のスプレッドが一番狭い業者は?
ゴールドの最強口座はエクスネス(Exness)のロースプレッドでした。プロ口座も良さそうです。こちらの記事「海外FX|ゴールド(XAUUSD)のスプレッドが狭い業者ランキング」も、ご参考ください。
ドル円(USD/JPY)のスプレッドが一番狭い業者は?
ドル円はXMが最強ですが、エグジットまで10分超のトレードとする必要があります。
注意点 | ドル円 USDJPY 最狭口座 | 必須キャッシュバック |
---|---|---|
エグジットまで10分超のトレード | ![]() スタンダード キャッシュバック有効 XMP有効 | ![]() ![]() オートリベート必須 |
トレードスタイル別のおすすめ業者・口座
ボーナス活用派におすすめ!取引コスト最安業者
XMTrading一択です。ボーナスを活用する場合は、キャッシュバックサイトは併用できませんので、ご注意ください。
スキャルピング派におすすめ!取引コスト最安業者
ThreeTrader, Exnessと、キャッシュバックサイト(TariTali(タリタリ)又はFXRoyalCashBack(ロイヤルキャッシュバック))と組み合わせが最強です。こちらの「海外FXスキャルピング向け業者ランキング|最速約定&低スプレッドはここだ!」の記事もご参考ください。
スプレッド“ゼロ”や“固定”は本当に有利?
スプレッドが0や固定であっても、取引手数料が高い場合や、キャッシュバックが少ない場合、トータルのコストは大きくなってしまいます。やはり、このページで解説しているように、手数料やキャッシュバックも含めたトータルのコストを考える必要があるでしょう。
まとめ:自分に合った業者を選んで、有利に取引を始めよう
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 海外FXのコストは「実質スプレッド(スプレッド+手数料-CB)」で見ることが重要。
- 「最強」の業者は存在せず、取引スタイルによって最適な口座は異なる。
- 短期売買なら ThreeTrader (Raw) や Exness が有利。
- USD/JPYの長期保有なら XM (スタンダード/CB+XMP) が圧倒的に低コスト。
- ボーナス重視なら XM が第一候補。
- どの業者を選ぶにしても、キャッシュバックサイトの経由は必須。
各業者の詳細なスプレッド(時間帯別スプレッド)はこちら
回の比較ランキングの元となった、各社の詳細なスプレッドデータはこちらのページでご確認いただけます。より深く業者を分析したい方は、ぜひご覧ください。
また、結果をAIに分析させてみました、こちらも興味があればご確認ください。
補足①:海外FX業者の実質スプレッド比較条件|キャッシュバック・手数料など
- 比較は5社:XM(XMTrading)、ThreeTrader(スリートレーダー)、Axiory(アキシオリー)、Exness(エクスネス)、TitanFX(タイタン)
- エクスネスは口座種類が多く、違いが分かりにくい(キャッシュバック条件も分かりにくい・・・)
- キャッシュバック業者はTariTali(タリタリ)又はFXRoyalCashBack(ロイヤルキャッシュバック)を使う
口座タイプ別の手数料|今回検討の銘柄
手数料は下記の通りで、変動する可能性はあるようです。この記事を書いている2025/6頃の情報です。
Axiory ゼロ口座:
口座タイプ別のキャッシュバック(CB)|基本はドル建てです
キャッシュバック率は、タリタリとロイヤルキャッシュバックでほぼ同等ですが、若干の差があります。エクスネス・スリートレーダー・タイタンでキャッシュバックする場合は、タリタリを選択するのがベストです。
- XMはオートリベート利用とする、分かり易い料金形態で、決済まで5分を超えたトレードのみにキャッシュバックが発生
- アキシオリーは分かり易い料金形態で、スキャルピングでもCBが発生
- エクスネスもスキャルピングでもCBは発生するが、スタンダード口座はスプレッドの40%がCB/プロ口座はスプレッドの25%がCBされる。取引時のスプレッドでCB額が変動してしまう。今回は、「スタンダード:平均スプレッドの40%」、「プロ:平均スプレッドの25%」がキャッシュバックされると仮定する
- エクスネスには「スタンダードプラス」という特別なCB口座があり、こちらは特定のキャッシュバック業者から開設が可能で、タリタリは対応している
- スリートレーダーとタイタンもスキャルピングでCBが発生
口座タイプ | 最適 キャッシュバック | AUD JPY | AUD USD | EUR AUD | EUR GBP | EUR JPY | EUR USD | GBP AUD | GBP JPY | GBP USD | USD JPY | GOLD |
![]() XM Standard オートリベート[ドル] | ![]() ![]() | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 13.5 |
![]() XM KIWAMI オートリベート[ドル] | 4.5 | 3.6 | 4.5 | 4.5 | 3.6 | 2.7 | 7.2 | 4.5 | 2.7 | 2.7 | 5.4 | |
![]() XM Zero オートリベート[ドル] | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | |
![]() ナノ・テラ[ドル] | ![]() ![]() | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 | 1.8 |
![]() スタンダード[ドル] | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | |
![]() マックス[ドル] | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | 8.1 | |
![]() ゼロ[ドル] | ![]() 2025/6時点では タリタリより僅かに良い | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | 1.35 | (1.8) |
![]() スタンダードプラス (通常支払い※)[ドル] ★タリタリのみ特別口座 | ![]() | 9.36 | 9.36 | 10.64 | 12.35 | 8.51 | 5.74 | 13.20 | 9.79 | 6.81 | 5.54 | 12.35 |
![]() ロースプレッド/ゼロ (取引口座直接※) [ドル] | ![]() ![]() | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 2.00 | 3.25 |
![]() スタンダード (通常支払い 又は 取引口座直接※) | ![]() ![]() | スプレッドの40% | ||||||||||
![]() プロ (通常支払い 又は 取引口座直接※) | スプレッドの25% | |||||||||||
![]() Pure口座[pips] | ![]() | 0.095 | ||||||||||
![]() Raw 円建て口座[円] | 47.5 | |||||||||||
![]() スタンダード口座 [pips] | ![]() | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.50 | 0.10 |
![]() Blade(ブレード) 円建て口座[円] | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 180 | 47 |
FXRoyalCashBack(ロイヤルキャッシュバック)
総合評価:
●TariTaliと同等の高キャッシュバック率 ●サイトの使い勝手はTariTaliに劣るが、XMオートリベートなら関係なし ●Wキャッシュバックキャンペーン¥10,000は要チェック ★新規登録でインジケータプレゼント中
XM(XMTrading)のスタンダード口座について
XMのスタンダード口座は、決済まで10分を超えたトレードで、独自のXMPポイントが付与されます。XMPランクはエリートとして、XMPはクレジット資金に変換する、としますのでご留意ください(取引クレジットなので、出金できない)。
ゴールドのスプレッドについて
Exnessの公式ページ紹介ウェブサイトを見ると、ゴールドのスプレッドが下記のようになっています。XMなどと比べると、一桁ズレていますので、この記事では、XMやAxioryに桁を合わせます(Exnessの方が、小数点桁が多い)。

レート・スプレッド
レート
- 記事を書いている近辺のレートを採用しています
スプレッド
- 特定24時間の「MT5ヒストリカル全ティック」又は「MT4実測全ティック」の平均値を採用しています(MT4実測は測定漏れはあるかもしれません)
- ThreeTraderとXM(XMTrading)とExness(エクスネス)の全ての口座のスプレッドは、MT5ヒストリカル全ティックです
- Axiory(アキシオリー)とTitanFX(タイタン)は、MT4で実測しています
- Axiory(アキシオリー)のナノ口座(MT4)とテラ口座(MT5)のスプレッドはほぼ同等ですので、基本はテラ口座=ナノ口座としています
- ちなみに、TitanFXのMT5口座はスタンダード(Standard)とブレード(Blade)がありますが、スタンダードのMT5ヒストリカルのスプレッド値はブレード口座の値が表示されます
補足②:詳細結果

2025年6月18日~19日の24時間のスプレッド
- 2025/6/18 06:00~2025/6/19 06:00(日本時間)| AM3:00 FOMC発表日
- XMはボーナスやスタンダード口座のXMPを上手に活用していく必要があります(USDJPYは、かなり低コスト)。
手数料含まないスプレッド:

これがMT4/MT5で見える表面的なスプレッドです。単位はpipsです。

手数料+キャッシュバック含む実質スプレッド及び円換算コスト

そしてこちらが、キャッシュバックと手数料(手数料がゼロの口座もあります)を含んだ実質的なスプレッドです。

去年調査した際は、ほとんどThreeTraderのRawがトップでしたが、今年はほとんど団子状態です。気になるのが、Axioryで、Axioryのスタンダード口座がナノ・テラよりも実質スプレッドが小さい!?通貨ペアが見られました。Axioryのスタンダード口座とナノ口座について、表面的なスプレッドに差があっても、スタンダード口座は手数料ゼロで、キャッシュバック額も大きい為、このような結果になったと考えられます。うーーん、少し腑に落ちない結果ではあります。
1日だけのスプレッドを用いた結果ですので、また別の日には異なった結果が得られる可能性もあります。デモ口座がありますので、気になる通貨ペアや、気になる点があれば、是非、確認していただけると良いと思います。
それにしても、XMのキャッシュバック+XMP口座:スタンダードはUSDJPYのコストが小さいですね・・・10分以上ホールドするトレードなら、XM一択ですね。
補足③:過去の記事

